【日常の『隠れた校務』を自動化】AppSheet™ を活用した校務省力化アプリを発表!

株式会社ストリートスマート(所在地:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:森田 竜次、以下「ストリートスマート」)は、全国の先生方の校務省力化を力強く後押しするために、AppSheet を活用した校務支援サービスの提供を開始いたします。

AppSheet を活用し、日常の『隠れた校務』の効率化を目指す

文部科学省が実施する『教員勤務実態調査(令和4年度)』によると、小中学校で働く先生方の平均勤務時間は11時間近くになっており、平成28年度に実施された同調査の結果から僅かに数値は減少しているものの、未だ先生方の長時間労働が解消されたとは言い難い状況です。

先生方の多忙さの要因として挙げられるのが「膨大な業務量」です。授業や行事の準備、生徒指導や進路指導の対応、成績処理や保護者対応など、業務内容は多岐に渡ります。ただ、先生方の業務は、こういった「名の付く校務」に限ったものではありません。細かな申請書や配布物の作成、提出物の状況確認や子どもたちの様子の情報共有など、先生方の日常には様々な校務が潜んでいます。

このような実態を踏まえ、ストリートスマートは、デジタルの力で校務を効率化し「先生にしかできないこと」により注力できるような環境づくりをサポートしたいと考え、AppSheet を活用した校務支援サービスを提供することにいたしました。今回は AppSheet の概要と、ストリートスマートが作成した3つの校務効率化アプリをご紹介します。

「AppSheet」とは?

AppSheet は、Google Cloud™ のノーコードのアプリケーション開発プラットフォームサービスで、プログラミングの知識がなくても画面を見ながら簡単に高機能なアプリケーションを作成することができます。AppSheet で作成したアプリケーションは、学校現場で使われる教師用端末はもちろんのこと、スマートフォンやタブレット端末でも利用が可能なので、学校現場のニーズに合わせたアプリケーションを作成し、様々な場面で活用することができます。

ポイント① プログラミングスキルがなくても、アプリの開発が可能

ノーコードは、コンピュータやソフトウェアのプログラムを書くためにプログラミング言語やコーディングスキルを必要としないアプリケーション開発手法のことを指します。アプリケーションの開発は従来、専門知識が必要とされるエンジニアでの開発が一般的でしたが、AppSheet はノーコードで開発ができるツールなので、先生方でもアプリケーションの開発が可能です。

ポイント② 直感的な操作で学校のニーズに合わせたアプリを自由に開発

AppSheet は、ドラッグアンドドロップやメニューの中から必要な項目を選択するといった直感的な操作でアプリケーションの開発ができるため、学校現場の先生方が各学校のニーズに合わせてカスタマイズされたアプリケーションを開発することができます。
例えば、先生方が日常的に行っている申請業務を自動化したり、子どもたちの所見に関する情報管理を自動化したりするなど、アイデア次第で活用方法は多岐に渡ります。

ポイント③ アプリの土台が自動で作成される

AppSheet は、アプリケーション開発のために特別なデータベースを用意しなくても、 Google スプレッドシート™ を直接データソースとして利用することができます。AppSheet にスプレッドシートを読み込むことでアプリの基本機能と画面を自動作成することもできるので、作成された土台をもとに、ニーズに合わせたアプリを開発することが可能です。
また、Gmail™ や Google ドライブ™ などと連携させることにより、メールでの通知機能をアプリケーションに実装したり、ドライブ内の資料と連動させたワークフローを構築したりすることもできます。

『隠れた校務』を効率化する3つのアプリを紹介!

今回は先生方の校務を効率化するアプリとして「出張申請アプリ」「保健室利用記録アプリ」「図書貸出管理アプリ」の3つをご紹介いたします。

【出張申請アプリ】出張申請を印刷・押印不要でデジタル化

 

研究発表会や部活動の引率などで出張が発生する際には、その都度、出張申請を行われるのではないでしょうか。しかし、多くの項目を手書きする必要があったり、申請までの手順が煩雑になったりすることで、申請作業に多くの時間がかかってしまうことも多いと思います。「出張申請アプリ」を活用することで、その手間を大幅に省力化していただくことが可能です。

■ 出張申請アプリのポイント

● 入力フォームに必要事項を入力し送信することで申請作業は完了!
● 管理職の先生はアプリ上で承認が可能!
● 承認後は事務職員の方へ自動的に連携!

申請から承認までの作業が全てアプリ上で完結し、申請に関する情報も自動的にスプレッドシートに連携されるので、入力の手間を省けるのはもちろんのこと、紙の申請書の管理や転記作業にかかる時間も大幅に省力化することができます。また、アプリをカスタマイズすれば、交通系アプリと連動させて交通費を自動で計算したり、申請や承認をした際に Gmail で通知を送ったりすることも可能です。

【保健室利用記録アプリ】来室記録から情報共有までを一元管理

 

保健室の来室記録は子どもたちの様子を把握し、日頃の指導に活かすための重要な情報になります。しかし、手書きの来室記録のデータ化や資料作成、来室した子どもたちの様子を担任の先生に伝達する、というように、対応に時間や手間が取られてしまう側面もあるのではないでしょうか。そこで活用いただきたいのが「保健室利用記録アプリ」です。

■ 保健室利用記録アプリのポイント

● 入力フォームに必要事項を入力するだけで記録完了!
● 記録は自動的にスプレッドシートに集約される!
● 担任の先生に自動で通知が送られる!

このように、今まで時間を取られていた記録の整理や情報共有の時間を大幅に省力化することが可能です。入力フォームに子どもたちの様子を記載する備考欄を設けることで、通知と共に備考欄の内容を担任の先生に共有することも可能です。もちろん、入力フォームの項目を編集したり、担任の先生への通知タイミングを設定したりするなど、ニーズにあわせたカスタマイズも可能です。

【図書貸出管理アプリ】学校図書館に行かずにあらゆる手続きを実施

 

学校図書館での本の管理は、図書館に設置された端末でのみ可能という場合が多いのではないでしょうか。そのため、本の貸出・返却の手続き、 蔵書検索や貸出状況の確認などを行うには学校図書館へ行き、その場で確認するしかありませんでした。しかし「図書貸出管理アプリ」を活用することで、これらの校務を省力化していただくことが可能です。

■ 図書貸出管理アプリのポイント

● 校内のあらゆる場所から子どもたちの本の貸出状況を確認できる!
● 教師用端末から貸出・返却のステータスを変更できる!
● 貸出中の本の返却期限を子どもたちへ自動で通知できる!

このように、学校図書館に行かなくても、先生自身の端末から情報にアクセスし、貸出状況の確認やステータスの変更ができます。また、子どもたちもアプリを活用することで自分の端末から読みたい本の貸出状況や、借りている本の返却期限を確認することができるので、時間を有効に使って学校図書館を活用できます。他にも便利な活用方法として、Gmail や Google Chat™ と連動させることで、借りた本の返却期限を過ぎている子がいる場合、担任の先生に通知を送るということも可能です。

 

 

※ AppSheet、Google Cloud、Google スプレッドシート、Gmail、Google ドライブおよび Google Chat は、Google LLC の商標です。

教育現場での AppSheet 活用に関するご相談はストリートスマートへ

株式会社ストリートスマートは、「教育」分野と「働き方の変革」分野の2つのスペシャライゼーション認定を持つ Google Cloud パートナー企業です。

自治体や教育現場の皆さまが効率的かつ負担なくICT教育を推進できるよう、学びのDXから先生方の働き方改革につながる校務DXまで、ご状況・ご要望に合わせた最適な支援をご提案いたします。GIGAスクール運営支援センターICT支援員各種研修、先生のための総合プラットフォーム「master study」など、ICTの導入から活用推進まで、さまざまなアプローチで皆さまに寄り添った支援を行っております。

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