【研修レポート】静岡県立静岡中央高等学校様|Google Workspace for Education で育む「生徒・教職員」の双方向コミュニケーション
2025年12月8日、静岡県立静岡中央高等学校様にて、中央・東・西の3キャンパスをオンラインで結んだ「Google Workspace for Education 校務活用研修」を実施いたしました。
管理職の先生を含む約35名の皆様が参加された、2時間の研修の様子をレポートでお届けします。
研修の背景:場所や時間にとらわれない「繋がり」を目指して
静岡県立静岡中央高等学校様は、3つのキャンパスを擁する通信制・単位制の高等学校です。今回の研修に際して伺った課題は、「コミュニケーションのデジタル化」でした。
- 生徒とのオンライン接点の質向上:対面機会が限られる通信制の生徒に対し、デジタルを通じていかに寄り添い、双方向のやり取りを活性化させるか。
- キャンパスを跨ぐ先生同士の連携:物理的に離れた3キャンパスの先生同士で、いかに円滑に情報を共有し、チームとしての一体感を醸成するか。
講師を務めた株式会社ストリートスマートの遠藤からは、「自分たちの環境ならどう使えるか?を想像しながら、楽しみながら参加してください」と呼びかけ、和やかな雰囲気で研修がスタートしました。

Google Classroom で、生徒との心の距離を縮める
前半は、クラウド活用のメリットを整理した後、学習指導の基盤となるツールとして Google Classroom を深掘り。単なる課題配布ツールに留まらない、「生徒との双方向コミュニケーションの場」としての活用を提案しました。
画面越しにメッセージの温度感を伝える「ストリーム」
まずはクラスコードを入力し、研修用クラスに参加。「ストリーム」画面でのワークでは、太字装飾や絵文字を交えた「自己紹介」や「本日の研修への意気込み」の投稿が次々と寄せられました。オンラインであっても、こうした「反応」が見えることで心理的な距離が縮まることを体感していただきました。
フィードバックの質を高め、先生の時間を創出する
「静岡県のおすすめレポート」という課題ワークでは、「独自性レポート」をご紹介。これはWeb上の文章との一致をAIが自動検出し、適切な引用ができているかを確認できる機能です。先生方には実際に「生徒役」として”あえてWeb上の文章をコピー&ペーストして課題を提出”していただくことで、生徒側の目線でも操作感を確認していただきました。
また、評価基準を可視化する「ルーブリック」を活用した採点も実践。「どのような観点で点数がつくのか」「どこが評価されたのか」が生徒に明確に伝わると同時に、先生側もクリック一つで採点・一括返却ができるため、事務作業を大幅に効率化できます。生まれた時間を、「生徒への個別フィードバック」や「授業デザイン」といった、より本質的な教育活動に充てられるメリットを共有しました。
安心・安全なオンライン交流を支える「Google Meet™」

さらに、Classroom から直接起動できる Google Meet の活用についてもご紹介。Classroom から参加できる Google Meet は「先生が入室するまで生徒は入室できない」仕様になっており、先生の目の届かない場所でのトラブルを防ぐことができます。オンライン授業はもちろん、キャンパスを超えた合同授業や、自宅学習中の生徒との面談など、安全なオンラインの居場所づくり、さらには先生方同士でのオンライン会議にも活用が可能です。
会議や相談がもっと軽やかに。チームの力を最大化する校務DX
後半は、先生方の日常業務に直結する「会議準備の効率化」をテーマに、複数のツールの活用方法や、ツール同士を組み合わせた連携技をご紹介しました。
所在を可視化する「Google カレンダー™」
3キャンパスに分かれている同校において重要なのが、「勤務場所」の設定です。曜日ごとの所在を登録・共有することで、「あの先生は今日どこにいるか」の確認がスムーズになります。また、キーボードの「M」で月表示、「W」で週表示に切り替えるショートカットや、会議予定に資料を直接添付して同時に権限付与まで完了させる「会議準備のワンストップ化」を実践しました。
「思考のキャッチボール」を生む、Google ドキュメント™ 共同編集
講師からカレンダーで共有された議事録シート(Google ドキュメント)を使い、全員で一斉に書き込みを行う同時編集のワークを実施。情報の共有やコミュニケーションをさらに円滑にする、Google ドキュメントならではの便利な機能をご紹介しました。

- スマートキャンバス(@メニュー):半角「@(アットマーク)」を入力するとメニューが表示され、ユーザーのタグ付け、日付、ロードマップ(進捗管理)、関連ファイルの挿入などが簡単に行えます。
- コメント・メンション機能:気になる文章を選択して「コメントを追加」を押すと、ドキュメント上にメッセージを残すことができます。さらに、コメント内に「@メールアドレス」を入れることで、相手に通知を送ることができます。
- 提案モード:画面右上の「編集」モードを「提案」モードに切り替えると、元の文章を直接書き換えずに「ここをこう変えたらどうですか」と提案する形で編集ができます。提案を承認する場合は、提案内容を1クリックで文章に反映させることが可能です。
これまではメールやファイルの送受信で対応していたやり取りが、一つの画面上での「ライブ感のある対話」へと変化。共同編集がもたらすスピード感や、オンライン上でのコミュニケーションをより豊かにする多彩な機能を実感していただきました。
オンラインコミュニケーションの心理的ハードルを下げる「Google Chat™」
そして、これら校務のコミュニケーションを仕上げるのが「Google Chat」です。今回は研修会用のスペース(グループチャット)を作成し、全員でメッセージを送り合いました。
「Shift + Enter」キーでの改行や、絵文字リアクション、GIFスタンプなどを活用。メールよりも気軽に、かつスピード感を持って相談できる環境は、拠点間の壁を崩し、先生同士の「ちょっとした相談」を活性化させます。

参加された先生方のお声
研修後のアンケートから、いただいた感想を一部ご紹介します。
- 日々、アップデートされている Google の最新情報を知ることができました。また、中央高校の実情を踏まえての講義でしたので、業務で使う上でのイメージが湧きました。本日学んだことを業務に活かしていきます。
- Googleドライブ機能は日頃から使っていますが、他にもさまざまな機能があることを知り、大変勉強になりました。使いこなせるようになって効率よく仕事ができるようになりたいです。
- 何となく自信がないまま使っていた部分が多く、クラスルームからの課題提示方法や、カレンダー、チャットの使い方などを、わかりやすく伝えていただいて勉強になりました。
- あっという間に時間が過ぎてしまいました。2時間という短い時間でしたが、さまざまな機能が学習できて良かったです。本日得た知識を教育現場で活用していきたいです。
静岡県立静岡中央高等学校の皆様、お忙しい中ご参加いただき誠にありがとうございました。研修のゴールは、単に「アナログをデジタルに置き換えること」だけではありません。その先にある、生徒や同僚とのコミュニケーションをより豊かにすることです。
ストリートスマートは、これからも先生方の「想い」を形にするDXを全力で支援してまいります。
※ Google Meet、Google カレンダー、Google ドキュメント、Google Chat は、Google LLC の商標です。
ICT教育推進に関するご相談はストリートスマートへ
株式会社ストリートスマートは、教育分野と働き方の変革分野の2つのスペシャライゼーション認定を持つ Google Cloud パートナー企業です。
自治体や教育現場の皆さまが効率的かつ負担なくICT教育を推進できるよう、学びのDXから先生方の働き方改革につながる校務DXまで、ご状況・ご要望に合わせた最適な支援をご提案いたします。ICT支援員、各種研修、先生のための総合プラットフォーム「master study」など、ICTの導入から活用推進まで、さまざまなアプローチで皆さまに寄り添った支援を行っております。
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