インテックス大阪で開催された「第3回 関西教育ITソリューションEXPO」の Google ブースにて、ストリートスマートが登壇いたしました

2019年9月27日、教育分野における日本最大規模の展示会である「教育ITソリューションEXPO」の Google ブースにて、弊社ストリートスマートが Google PD パートナーとして、ハンズオンセッションに登壇いたしました。

 

Google for Education を構成する3つのサービス すべてを体験できるセッション

Google for Education は、「Chromebook」「Google Classroom」「G Suite for Education」の3つのサービスから構成されています。今回のセッションではこの3つすべてを、参加者のみなさまにハンズオンで体験いただきました。

 

1人につき1台 Chromebook を用意。実際に操作しながら機能や使いやすさを体感いただきました

1つ目のサービスである Chromebook。本セッションでは、実際に Chromebook を操作・体感いただけるよう、着席して参加いただいた方全員に1台ずつ実物をご用意しました。

Chromebook は、主に3つの特徴があります。1つ目は、起動の早さ。「教科書を閉じて、前を向いて」の要領で、セッション内でも各所で実際に Chromebook を開け閉めしていただき、その起動性の良さから授業の進行を妨げないことを参加者のみなさまにも体感いただきました。

そして2つ目が、導入端末1台1台に設定を行う必要がなく、クラウド上から一括制御できるといった管理面の負荷の低さです。3つ目は、多層防御(複数の層で情報を保護する仕組み)であることによるセキュリティの安全面。セキュリティのソフトは自動更新されるため、手間をかけることなく常に最新のセキュリティを保つことができます。

そうした利点を備えながら、さらに Chromebook は他の端末と比較し、低コストであるという特徴があります。ICT環境を実現しようとなると、大量導入を検討される学校様が多いですが、Chromebook であれば低コストで多くの台数を導入することが可能です。

 

生徒への課題配布から採点・成績の返却まで一元的に管理できるGoogle Classroom も解説

続けて参加者のみなさまには、Chromebook を使って、Google Classroom にアクセスし、オンライン上でクラスに参加いただきました。

Google Classroom では、先生と生徒間で、課題のやり取りやメッセージの送付を行うことができるほか、課題の採点や集計・成績の返却までも実施することが可能です。Google Classroom はこうしたオンラインコミュニケーションを利用して、生徒への課題出し→フィードバック→採点・成績の返却→集計に至る学習管理を一元的に行うことができるサービスです。

本セッションではその方法を実際の画面を見ながら解説。参加者のみなさまには生徒役になっていただき、まずは自己紹介を投稿していただきました。所属校名や専門科目など、投稿がリアルタイムで Google Classroom 内のタイムラインに反映される様子をご覧いただきながら、発言が苦手な生徒などがコミュニケーションの幅を広げる1つの手段としてイメージを膨らませていただきました。

 

G Suite for Education の醍醐味である協働編集も体験

G Suite for Education については、代表的なアプリケーションである Google フォーム・Google スプレッドシート・Google スライドの3種類を体験いただきました。

Google フォームはテストへの活用方法をご紹介。Googleフォームを使ってオンラインでテストを行うことにより、用紙を印刷する必要がなくなり、準備の手間が軽減されます。また、アプリケーション上で自動採点ができるため、テスト終了後すぐに集計を行い、間違いが多かった設問は解説を行うなどの対策が可能です。

また、Google フォームはテストだけでなく授業内でも有効活用できます。例えば先生が質問を投げかけ、生徒からの意見を Google フォームで集めることにより、全員の意見をその場で組み上げ、それを元にディスカッションを行うなど、生徒主体で対話的な学習の効果を向上させる一助となります。

続いて、Google スプレッドシート。ここでは、Google のアプリケーションの特徴のひとつである、協働編集を体験いただくため、参加者のみなさまに一斉に1枚のスプレッドシートへ記入いただきました。同時編集機能とは、複数のユーザーで同時に編集を行い、他のユーザーが行っている変更をリアルタイムで見ることができるものです。

同時編集機能を活用することで、クラス全員の意見が一気に可視化され、生徒は他者の意見を知り、共通点や相違点を検討し合いながら学びを深めることができます。また、帰宅後など離れた場所においても意見を交換し合うことができるため、生徒同士による主体的な学び合いを継続的に支援することができます。

そして最後に、Google スプレッドシートへ一斉に出していただいた意見をもとに、Google スライドを使ってグループで協働してまとめていただきました。Google スライド内で、ウェブ検索で調べものをしたり、著作権フリーの画像を簡単に挿入できる機能を体感いただき、調べ学習や協働的な学びの場に活用できることをご紹介しました。

 

これからの教育現場に最適なICT環境を実現するために

今回は参加者のみなさんに生徒になっていただき、Chromebook を操作しながら、Google Classroom や G Suite for Education の代表的なツールとその機能を体感いただき、教育現場における Google for Education の実用性や利便性を感じていただける良い機会となりました。
弊社ストリートスマートは、このようなセミナーをはじめとして、Google for Education を使用した「新しい学び」やその「管理」について、事例を用いながらデモンストレーションやハンズオン形式のセミナー・トレーニングを毎月 Google と共催しております。また、お忙しい先生方が継続して自学できるよう、ガイドブック書籍や動画マニュアルサイトなど、各種コンテンツもご用意しております。
ICTツールの導入に関し、「どこから手をつけていいかわからない」、「どういった活用事例があるか知りたい」などご興味のある方は、ぜひお問い合わせいただけますと幸いです。

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