【レポート】Google Workspace for Education 上位エディションで実現する校務改革・セキュリティ対策について|主催:ダイワボウ情報システム株式会社
株式会社ストリートスマートは、2022年11月/12月に3日間開催されたダイワボウ情報システム株式会社様主催「Google Workspace for Education 有償エディションに関するセミナー」の講師として、ダイワボウ情報システム株式会社様の販売パートナー企業様に向け、Google Workspace for Education の上位エディションで実現できるICT活用についてお伝えしました。
幅広い支援を通してICT教育の推進をサポート
ストリートスマートでは、自治体様、教育機関様への直接的なご支援に加え、Chromebook™ や Google Workspace for Education の販売を行うパートナー企業様もサポートすることで、ICT教育を広く推進していきたいと考えています。
本セミナーは、パートナー企業様に、上位エディションならではの機能への理解をより深めていただき、今後のご提案にご活用いただくため、開催いたしました。
Google Workspace for Education の提案にすぐ活用できる5つのトピックスをご紹介
セミナーでは「Google Workspace for Education とは」「校務編」「データ分析編」「セキュリティ編」「授業編」と大きく5つのトピックスに分け、機能の概要から管理コンソールで行う実際の操作方法までを紹介しました。
最初のトピックスでは、Google Workspace for Education の特徴として、
①アプリケーション同士の多彩な連携の実現
②協働的で生産性の高い働き方の実現
③膨大なアクティビティログの蓄積により、教育データとして個別最適な学びへの活用
を説明。Google Workspace for Education の各エディション別の概要についてもポイントをお伝えしました。
※各エディションの詳細はこちらをご覧ください。
特に、上位エディションで実現できることとして、Google Meet™ の高度な機能を活用したオンライン授業により、時間と場所に制約されない学びの環境整備や、子どもたちの長期的な学びのデータ(「教育データ」)の活用による個別最適な学習を紹介。さらに、先生が授業で使用するアプリケーションを分析することで、どのような授業を行うことが子どもたちの学びに最適か、を可視化できることを説明しました。
Google ドキュメント™ の「承認機能」で校務の効率化を促進
「校務編」では、先生の効率的な働き方をサポートする、特徴的な機能をデモンストレーションでお伝えしました。
Google ドキュメントの「承認機能」では、作成した資料にオンライン上で管理職の承認を得る「承認申請」ができることを紹介。資料を紙で印刷し押印してもらう手間が省けるだけではなく、資料の紛失・押印漏れなどが発生するリスクもなくなります。
教育データを蓄積し分析
「データ分析編」では、教育現場から問い合わせが増えてきている「教育データ」とはどういったものなのか、4つの視点から教育データを活用する意義をお話しました。
①子どもたち:学習過程を記録し振り返りに活用することで、個別最適な学習環境が実現
② 教 師 :教師の経験値を可視化することで、データに基づいた学習効果の高い授業を実現
③ 保護者 :子どもの学習進捗をデータで正しく把握し、効果的な家庭学習を実現
④教育委員会:活用状況が数値化されるため、教育格差の是正や施策実施時のエビデンスにも活用
さらに、Google Workspace for Education で、どのように教育データを活用していけるのか、ステップに分けて説明しました。
・BigQuery™ で長期的にログを蓄積
BigQuery は、子どもたちのICT活用により生まれる膨大なデータをほぼ無期限で蓄積していくことができます。
・分析ツールを活用し、膨大なログから学びの状況を可視化
分析ツール「Looker Studio」を活用することで、BigQuery に蓄積された情報を、さまざまな角度から可視化、分析することが可能です。例えば、Google Classroom の活動レポートとして、アクティブユーザー数の推移や先生のアプリ活用頻度、生徒の課題提出率、提出した課題や遅延した課題の比率分析など、簡単に数値化、可視化することができます。
▲分析ツール「Looker Studio」でデータ分析した参考例を画面共有して説明
・組織のデータを分析・可視化することで、活用を促進
教育データの活用を進めている自治体様の取り組みとして、学年を超えた連続するデータから、子どもたちが「いつ」「どの単元で」つまづいているのかを可視化し、感覚だけでは分からなかった詳細な分析を実施している事例を紹介しました。
他にも、教育委員会が Google Workspace for Education のアクティビティログを分析し、学校間のICT活用における格差是正に向けた施策の検討などに役立てることができます。
全アクセスを検問する「ゼロトラストセキュリティモデル」
「セキュリティ編」では、1人1台端末の運用や学びの場の多様化、校内外でのデータ連携など、変化する教育環境に合わせてセキュリティのあり方も変えていく必要がある現在の教育現場の課題についてお話ししました。
従来の学校におけるセキュリティ環境「ネットワーク分離」はウイルスに弱く、さらにどのデータをクラウドに置くべきかの判断が曖昧になるなどの課題があるため、あらゆる通信は完全には信頼できないという考えのもと、全てのアクセスに対して安全性の検証を行う「ゼロトラストセキュリティモデル」で安全かつ柔軟な働き方が実現できます。
約8割の方が「セミナーに満足」と回答
セミナー後のアンケート(回答者31名)では、セミナー全体の満足度に関して、8割以上の方が「大変満足・満足」にあたる評価数値を回答されました。
記述式の回答欄には、
「セキュリティは、特に私立学校等では活用事例も増えているため、提案する伸びしろがありそう」
「特にレポートやセキュリティは、共通してお勧めできる内容だと感じたので推したい」
などのお言葉をいただきました。
ストリートスマートでは、自治体様、教育機関様、パートナー企業様をサポートすることで、引き続きICT教育を推進してまいります。
※Google Meet、Google ドキュメント、BigQuery、 および Chromebook は、Google LLC の商標です。
\ ICT授業で活用できる教材テンプレートが “無料” で使い放題! /
Google for Education を使ったICT教育を進める先生の
「あったらいいいな」が見つかる総合プラットフォーム『master study』
↓画像をクリックして詳しい内容をチェック!
ICT教育推進やGIGAスクール構想に関するご相談はストリートスマートへ
株式会社ストリートスマートは、Education 分野と Work Transformation (働き方の変革)分野の Specialization 認定を持つ Google for Education Specialization パートナーです。
自治体や教育現場の皆さまが効率的かつ負担なくGIGAスクール構想やICT教育を推進できるよう、状況やご要望に合わせた最適な支援をご提供するGIGAスクール運営支援センターや学校常駐型のICT支援員、各種研修、先生のための総合プラットフォーム「master study」など、ICTの導入から活用推進まで、さまざまなアプローチで皆さまに寄り添った支援を行っております。
お困りごとやお力になれることがございましたら、お気軽に弊社『Education事業部お問い合わせ窓口』へお問い合わせください。
〈Education事業部 お問い合わせ窓口〉
メールアドレス:info-edu@street-smart.co.jp
お問い合わせフォーム:https://master-education.jp/contact/
最新情報は弊社サイトMASTER EDUCATIONからご覧ください。
<MASTER EDUCATION>
https://master-education.jp/
※社内利用以外の二次利用は禁止されたコンテンツです。
※本資料に記載されている弊社の商号(株式会社ストリートスマート)以外の商号は
第三者の商号です。また、本資料に記載されているシステム名及びサービス名等、
並びにシステムのアイコン及びユーザーインターフェースのスクリーンショット等に
関する商標権及び著作権等の一切の権利は第三者に帰属しているため、原則として、
当該第三者の許諾なく利用することはできません。