G Suite for Education が「Google Workspace for Education」に!新プランを解説します

米国時間の2021年2月17日(水)、Google は G Suite for Education を「Google Workspace for Education」に改称し、4つのエディションを発表しました。
本記事では、新エディションおよび新ストレージポリシーを詳しく説明いたします。

 

1:Google Workspace for Education へブランド名が変更

あらためて変更前の名称を整理します。

▽変更前

  • ハード面 / 教育現場での利用に適したデバイス「Chromebook」
  • ソフト面 / 学習や校務をサポートするアプリケーション「G Suite for Education」+「Google Classroom」
  • 総称 /上記3つの総称「Google for Education」

 

今回の発表で、ソフト面である G Suite for Education がGoogle Workspace for Education」に、ブランド名が変更されました。

 

▼変更後

  • ハード面 / 教育現場での利用に適したデバイス「Chromebook」
  • ソフト面 / 学習や校務をサポートするアプリケーション「Google Workspace for Education」(Google Classroom を含む)
  • 総称 / 上記2つの総称「Google for Education」

 

 

2:Google Workspace for Education の4つのエディション

これまでの無料の「G Suite for Education」と、有料の「G Suite Enterprise for Education」の2つのエディションから、4つのエディションへと拡大されます。

① Google Workspace for Education Fundamentals

② Google Workspace for Education Standard ※2021/4/14より(米国時間)

③ Teaching and Learning Upgrade ※2021/4/14より(米国時間)

④ Google Workspace for Education Plus

 

 

① Google Workspace for “Education Fundamentals”

旧 G Suite for Education に相当する、無料で利用可能なエディション。
名称以外の変更はありません。

Google Workspace for Education エディションの比較より引用

 

② Google Workspace for “Education Standard” ※2021/4/14より(米国時間)

①の「Education Fundamentals」の機能に加えて、高度なセキュリティツールと分析ツール機能を追加。
学習環境全体の可視性を高め、モバイル管理などの制御を強化してオンライン学習をさらに安全にします。

・「セキュリティセンター」の利用可

 

③Teaching and Learning Upgrade ※2021/4/14より(米国時間)

教職員向けエディションで、「①Education Fundamentals」または「②Education Standard」の教職員アカウントに追加可能です。
Google Meet や Google Classroom の教員向け機能を強化し、引用の不備を簡単に検出する「独自性レポート」を提供。
豊かなコミュニケーションと学びの体験を育み、学問的誠実性を促します。

・「独自性レポート」の利用可

 

④Google Workspace for “Education Plus”

「Google Workspace for Education」の最上位エディション。(旧 G Suite Enterprise for Education に相当)
高度なセキュリティと分析、教育と学習の機能などを備えた包括的なソリューションで、「Education Fundamentals」「Education Standard」「Teaching and Learning Upgrade」のすべての機能を含みます。

 

3:新ストレージポリシーは、無制限から「1ドメイン100TB」に

これまで無制限のストレージが無料で提供されていましたが、より多くの教育機関にサービスを提供するにつれて、ストレージの消費が急速に加速したのに加え、教育機関全体で公平に消費されていないという現状がありました。
そこで、この貴重なリソースを公平に配布するために、新しい共有ストレージモデルを実装し、管理者と学校のリーダーがストレージを管理できるよう変更されます。

 

新しいストレージポリシーでは

  • 1教育機関(ドメイン)につき、100TBまでの共有ストレージ
  • 管理者はドメイン内のストレージを、ユーザー(アカウント)に分配可能
  • 1ユーザー当たり「Teaching and Learning Upgrade」は100GB、「Education Plus」は20GBを追加付与

(※新規ユーザーは2022年1月、既存ユーザーは2022年7月より適用予定)

 

今後の変更に備える方法や、教育機関の共有ストレージを増やす方法などの詳細は、ヘルプセンターへアクセスをお願いします。

 

ICT教育推進やGIGAスクール構想に関するご相談はストリートスマートへ

株式会社ストリートスマートは、2017年にGoogle 認定の Google for Education Professional Development Partner(専門的能力開発パートナー企業:「PDパートナー」)に認定されました。

そして、これまでの教育機関への総合的なICT導入支援実績が認められ、2020年に国内で初めて Transformation(変革)分野の Specialization 取得パートナーとして Google より認定されました。

 

自治体や教育現場の皆さまが効率的かつ負担なくGIGAスクール構想やICT教育を推進できるよう、学校常駐型のICT総合支援員各種研修など、ICTの導入から活用推進まで、さまざまなアプローチで皆さまに寄り添った支援を行っております。

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