【Google 認定パートナー】町田市の小中学校3校に学校常駐型のICT総合支援員を派遣いたしました

2020年1月から3月の3か月間、Google 認定パートナーである株式会社ストリートスマート (以下「弊社」) は、Google for Education ICT総合支援サービスの一環として、学校常駐型のICT総合支援員を、東京都町田市の町田第五小学校、小山ヶ丘小学校、堺中学校の3校へ派遣いたしました。

 

「聞きたいときに・すぐ聞ける」先生に寄り添ったICT化の支援

2020年度から全国の小学校で正式に新学習指導要領が実施され、21年度は中学校、22年度には高校へと続いていくなか、学校現場では先生のICT活用が急務となっている昨今。一方で、実際の学校現場では活用が進んでいないという声が多く見受けられます。その大きな要因の一つとして、多忙な先生方はICTツールを勉強する時間がなく、結果、使い方や活用例が不明となるために後回しにしてしまうというもの。

そこで弊社では、先生が “聞きたいときに・その場で聞いて・すぐに解決できる” を実現すべく、専門的な知識を持つ学校常駐型のICT総合支援員の派遣を開始いたしました。

 

 

東京都町田市の小中学校3校へ3か月間の派遣、そして4月から町田市62校も本格導入へ

今回、学校常駐型ICT総合支援員を、東京都町田市にある町田第五小学校・小山ヶ丘小学校・堺中学校の3校へ派遣いたしました。支援員は各校へ週一回出向き、丸一日常駐。先生方が日々 Google for Education を活用する中で出てくる疑問や質問はその場で解決。放課後には先生全体へ向けた研修の開催、また、授業を拝見することで授業での Google for Education の活用アイデアの伝達などもいたしました。

 

 

ICTを活用するうえで多忙な先生方の負担を増やすのではなく、あくまで先生方に寄り添い、実務面とメンタル面の両面の負担を軽減する存在としてサポート。学校現場とICT活用をつなぐ、先生にとって強力で頼れるパートナーとして尽力させていただいた結果、2020年4月より町田市の小中学校62校への本格的な支援員派遣が確定いたしました。

 

<実施目的>
a.モデル校の教員に対する G Suite や Chromebook 知識の向上
b.実授業での G Suite や Chromebook のさらなる活用促進および提案
c.G Suite や Chromebook の具体的な使い方指南による即使用できる情報共有

 

画一的な支援でなく、各校に合わせた最適な支援を

弊社では、ICT活用を推進する際に重要なのは「現場の状況に合わせた道筋と支援」だと考えています。“ICT教育” という同じゴールでも、そこにたどり着く道筋や支援が画一的では、現場にそぐわない過不足が生じます。結果、ICTに対して「業務が増える面倒くさいもの」や、ICTを最大限に活かす方法が見いだせないまま「少しだけICTを活用した現場」に留まるといったことが発生します。

そこで、これまで数々の企業様へ G Suite の導入を支援・推進してきた実績とノウハウを活かし、今度は教育機関へICT総合支援員として、それぞれの学校に合わせた柔軟で最適な支援をいたしました。

 

<実施内容>
a.教員からの質問・相談をベースとした G Suite 各種ツールへの質問対応
b.教員に対して G Suite 全般および各種ツールの特徴や使い方の説明
c.Chromebook の特徴・操作方法の支援
d.G Suite と Chromebook を活用した実授業へ参加しての教員・生徒サポート
e.教員の校内勉強会における、Chromebook や G Suite に関する研修
f.Chromebook 持ち帰り運用に関するアドバイス
g.Google のその他サービスの紹介や各授業などへ使えそうなアイデア伝達

 

町田第五小学校、小山ヶ丘小学校、堺中学校の3校へ支援を実施

今回支援した3校は、ICTの活用や浸透具合が異なるため、ICT総合支援員に求めることも支援内容もさまざまでした。

町田第五小学校

 

学校全体での Chromebook および G Suite for Education の浸透度が高く、前向きにICTの活用に動いており、先生同士でのフォローなども日々行われていました。今回の支援に関しても、全体研修などの要望はなく、校長先生や副校長先生、各先生方より具体的な質問に終始。特に紙ベースの状況から脱したいという要望から、Googleフォーム の需要が高く、例えば児童生徒に送るいじめに関するアンケートや、校務における長期休暇時の研修参加のアンケートなど、アンケートの作成・集計方法や Googleスプレッドシート でのグラフを用いた表現なども細かくご質問をいただき運用にまで至っております。

 

(生徒用:いじめに関するアンケート)

 

(先生用:長期休暇時の研修参加アンケート)

 

 

小山ヶ丘小学校

 

授業への帯同を強く希望されたため、授業での先生や児童生徒のフォローをメインに実施。実際に授業に入り、児童生徒の Chromebook への初回ログインをフォローすることによって、先生ひとりでは3時間分の授業を要してしまう状況が、殆どのクラスで授業中の45分内に全生徒の初回ログインを完了しました。

 

(ICT支援員への依頼表)

 

また、訪問時には必ず放課後を全体勉強会と定めていただき、30分程度の研修を校長先生も含めた全員へ行いました。先生方の意識も高く、研修が終わった後にも個別で質問に来られるなど、習得にむけて前向きに努力されていました。また、授業への帯同により、先生方との距離も近くなったこともあり、多くのご質問をいただく結果となりました。確実な G Suite for Education の各種ツールや Chromebook への理解を深めています。

 

 

堺中学校

 

今回唯一の中学校へのICT総合支援員の派遣。3学期という時期も重なり、先生方が想像以上に多忙であることが見て取れました。それでも訪問時には、多くの先生から具体的な使用方法や、他社製品との違いなどを確認され、放課後の勉強会においても先生全員が参加。ICT導入と活用に非常に熱心な先生も多く、勉強会の終了後も半数近くの先生が、より具体的な使用方法の確認や質問に来られました。

 

 

実際の授業では、しっかりと ChromebookG Suite for Education を絡めた授業が行われており、ICTの活用が生徒の学びへとつながっていることが感じられました。また、Chromebook を使用していない、もしくは使用意図が見えていない授業も見学。それにより、活用できるであろう G Suite for Education の機能や使い方をすぐにその場でフィードバックでき、先生方にも具体的なイメージを持っていただけました。

 

効果が感じられないと答えたのは6%のみ、継続の希望は97%

週1回、3か月間の支援を行った結果、ICT総合支援員の派遣について「効果が感じられない」と答えたのは全体の6%のみ。殆どの先生方に学校常駐型のICT総合支援員に効果を実感していただく結果となりました。

 

 

また、今後も継続を希望されたのは97%と高い評価となっています。

 

(希望されない理由は「活用する余裕がない」と回答)

 

また、希望する支援として「いつでも気軽に相談できる支援」という、常駐型だからこそ為せる支援のご希望が一番多く見受けられ、今回の派遣に大きな手応えを実感いたしました。

 

(「支援の必要はない」は0%)

 

状況の異なる3校の支援から見えてきた、全国のICT化に共通する課題と今後の展開

今回、ICT活用の状況が全く異なる3校を支援したことにより、全国の学校のICT化に共通する課題点と、町田市を含めた他校への今後の取組みの方針が見えてきました。例えば、先生の業務量の多さによる導入への弊害、共有不足を起因とする情報の属人化、使用方法や活用イメージができない故の使うことへのハードルの高さ。また、ICT化が進んでいるように思われている学校においても、実際現場では一部にとどまっている場合もあり、今後は、数多くの先生の活用レベルが確実に向上する仕組みそのものを作る必要がある、と感じています。その上で、実際の現場に入り込んだサポートができる「常駐型の支援員」という形は非常に効果的なアプローチになると思います。

 

 

今後は、教員の業務過多・情報の属人化・ICT使用のハードルの高さなどを解決するサービスもご提供

学校常駐型のICT総合支援員として、状況に応じた個別フォローは引き続き行いながらも、並行して先生方の業務に負担をかけないような動画やPDFマニュアルといった隙間時間で個人学習が可能なツールやコンテンツをご提供する予定です。

 

(動画やマニュアルの利用を求める声が約8割)

 

また、「誰に聞いていいのか分からない」「今さら聞くのが恥ずかしい」という声を多くいただいたため、ICT総合支援員が常駐していない日でも気軽に質問や相談ができる、24時間受付可能なプライバシーに配慮した相談窓口の開設。

 

(受信は24時間、プライバシーに配慮した相談しやすい環境を)

 

その他にも、G Suite for Education を使用するハードルの高さを払拭するために、すぐに授業で使用できる教材のテンプレートと手引きのご提供もしていく予定です。

 

(授業ですぐに使えるテンプレートでICT使用のハードルを払拭)

 

(テンプレートの活用希望は9割超え)

 

今後も弊社は Google 認定の Google for Education Professional Development Partner (専門的能力開発パートナー企業:「PDパートナー」) として、学校の先生方が効率的かつ無理なくICT活用を推進できるよう、さまざまなアプローチから支援いたします。
ICT総合支援員に関するお問い合わせはお気軽に弊社『Education事業部お問い合わせ窓口』へお問い合わせください。

 

〈Education事業部お問い合わせ窓口〉
メールアドレス:info-edu@street-smart.co.jp
お問い合わせフォーム:https://master-education.jp/contact/

 

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〈MASTER EDUCATION〉
https://master-education.jp/

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