【実証研究】日本文教出版株式会社様と共同で教科書の内容に合わせたデジタル教材の実証研究を行いました

株式会社ストリートスマートは、ICT教育を進める先生のための総合プラットフォーム「master study」を正式リリースし、授業で使えるコンテンツを開発・提供しています。

 

その中で、先生の授業準備負担を軽減し、ICTの恩恵を授業で最大限活かしていただくコンテンツを開発するには、教科書との連動が重要だと考えました。
今回はその第一歩として、文部科学省検定教科書を発行している日本文教出版株式会社様と共同で「教科書の内容に合わせたデジタル教材」の実証研究を行いました。

 

日本文教出版株式会社様と弊社が、中学道徳の教科書と連動した Google Workspace for Education のテンプレートを作成し、実際に中学校の授業で使用していただきました。

 

本記事では、どのようにデジタル教材を授業で展開したのか、また授業後の先生や生徒の皆さんのお声などをご紹介します。

 

日本文教出版株式会社様について

「現場の先生の指導と子どもの学びに常に寄り沿う」という姿勢と、「子どもの創造力を育てる教育」への挑戦、というDNAを持つ教育専門出版社です。

「子供たちや教員の皆さまのための より良い学習や教育の手段の提供を通じて、社会の繁栄に貢献する」、という考えのもと、小学校、中学校、高等学校の文部科学省検定教科書や、副読本、デジタル教科書・教材の開発・発売等を行われています。

▼日本文教出版株式会社様HP
https://www.nichibun-g.co.jp/

 

 

教科書の内容に合わせたデジタル教材を実際の授業で使用していただきました

今回の実証研究では日本文教出版株式会社様と共同で、中学校で使用している道徳の教科書に合わせた Google for Education™ の活用方法を検討し、教科書の内容に合わせたテンプレートを作成しました。その後、東京都の中学校にて実際の授業で使用していただく様子をモニタリングし、指導担当の先生と生徒にアンケートを実施しました。

中学校で使用している道徳の教科書に合わせたテンプレートを作成

 

授業のねらいを加味した全体の流れと、使用した Google Workspace for Education のアプリは下図の通りです。教科書と連動した各アプリのテンプレートは弊社で作成し、先生にダウンロードしていただくだけで授業でそのまま使用できるようにしました。

全体の流れと使用したアプリの説明

 

1.導入|題材について興味・関心を高める

導入ステップでは、Google 検索で題材に関する写真や動画を見せることで、興味・関心を高めます。また、Google Clas​s​room の「質問」や Google フォームを用いて、クラスの生徒が抱く題材のイメージを共有することができます。

導入ステップの説明

 

2.展開①|他者の意見を知り、題材の理解を深める

Google フォーム、 Google Classroom の「質問」で、他の生徒がどのように捉えたのか、どういう考えをしているのかを共有することで、題材への理解を深めることができます。また、Google スライド™ で題材をまとめた図を投影することで、理解の時間が早まり、考えることにより多くの時間を設けることができます。

展開①ステップの説明

3.展開②|自分の意見と他者の意見をまとめる

班で意見をまとめる作業を行い、題材に対する自身と他者の考えを整理します。このステップでは主に Google Jamboard™ を用いてクラスメイトの意見を可視化し、意見の幅を広げながら整理します。

展開②ステップの説明

4.+α|題材を自身に置き換えて考える

クラスメイトとのディスカッションで考えの幅を広げた後、再度自身の考えを Google ドキュメント™ を用いてまとめることができます。データで保存しておくことで、先生と生徒がいつでも確認できるオンラインポートフォリオとして活用できます。

+αステップの説明

 

 

教科書とデジタル教材を活用することで生まれる活発なコミュニケーション

先生には、使用するテンプレートを事前にダウンロードをしていただき、当日は投影用のモニター1台、先生・生徒に Chromebook™ 各1台を用意していただきました。授業は全体の流れに沿って、Google 検索、Google Classroom 、Google Jamboard などを使用しながら進めていただきました。

実証研究の様子
▲導入では題材である「沖縄」を画像検索し、題材への関心を高めていました。

 

実証研究の様子
▲Google Classroom の質問機能を使うことで、普段は意見を出すのが苦手な生徒の考えも聞き出すことができます。早く終わった生徒には先生がコメントで質問したり、他の生徒の回答にコメントしたりすることで、コミュニケーションがより活発になっていました。

 

実証研究の様子
▲Google Jamboard を使用することで、生徒の意見が各班で整理されていました。また、他の班の生徒にもすぐ共有できることで、より多くの生徒の意見を見ることができます。

 

 

先生全員が「デジタル教材を使用するメリットを感じた」

授業実施後アンケートでは、授業をご担当いただいた先生方から「デジタル教材を使用するメリットを感じられた」と回答いただきました。
道徳の授業でICTを使うのは初めての試みという先生もいらっしゃいましたが、使用することで生徒のコミュニケーションが活発になった、との良い感想をいただきました。
普段は発言するのが苦手で意見を言えない生徒も、Google for Education を活用することで自分の意見を出すことができます。
更にその意見に対して他の生徒からコメントをもらえることで、自分の意見に自信を持つことにも繋がります。

先生へのアンケート結果

 

生徒からも、デジタル教材を使うことでコミュニケーションが活性化した、との感想が多くありました。

生徒のアンケート結果

 

 

ICTを授業で最大限活かしていただくために、あらゆるご支援をしていきます

教科書の内容に合わせたデジタル教材を使うことで、「コミュニケーションの活性化」「題材の導入をスムーズにする」など、良い効果があることが今回の実証研究で明らかになりました。
また、実際に授業で使用していただいたことで、機器の操作やデータ保存のシステムに関することなど、デジタル教材に必要な改善点や使用する際の課題など、
現場で起こる具体的な課題や取り組むべき改善点が明らかになりました。

今回の実証研究の結果を踏まえ、今後はさらに先生・生徒に寄り添ったコンテンツを充実させてまいります。

今後の展望

 

 

※Google for Education、Google スライド、Google Jamboard、Google ドキュメント及び Chromebook は、Google LLC の商標です。

 

 

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株式会社ストリートスマートは、2017年に Google 認定の Google for Education Professional Development Partner(専門的能力開発パートナー企業:「PDパートナー」)に認定されました。そして、これまでの教育機関への総合的なICT導入支援実績が認められ、2020年に国内で初めて Transformation (変革)分野のSpecialization取得パートナーとして Google より認定されました。

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