【これで解決!】Google Classroom の具体的な使い方 vol.3(生徒や保護者とのコミュニケーション)

前回の記事では、Google Classroom (以下、Classroom)の具体的な操作方法として、テスト付き課題の配信から課題の採点・返却、成績管理をお伝えしました。
今回は、生徒宛てのメッセージ投稿から、保護者を招待してのメールの送付方法まで、Classroom を用いた「生徒や保護者とのコミュニケーション方法」を解説いたします。

Classroom は課題を出したり返却をするだけの場所ではありません。教室外でのコミュニケーションを図る場としても、ご活用いただけたらと思います。

 

▼前回同様、本記事の説明画像を引用した書籍はこちら!

なお、今回の説明画像は『できる Google for Education 第一版』を使用しております。
『できる Google for Education』の最新版はこちらをご覧ください。

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STEP1 : 生徒宛てにメッセージを投稿してみよう!

まずは生徒とのコミュニケーション方法を解説していきます。

 

①メッセージの投稿画面を表示する

vol.1の記事を参考に、クラスを作成し「ストリーム」画面を表示したのち、「クラスで共有」をクリックします。

 

出典元:できる Google for Education

 

②メッセージを投稿する

メッセージの投稿画面が表示されたら「対象」にて投稿する範囲を選択します。
対象の範囲を決定後、メッセージを入力し、右下の「投稿」をクリックしたら投稿完了です!

 

出典元:できる Google for Education

 

メッセージの投稿画面では、パソコン上のファイルや Google ドライブに保存したファイル、YouTube 動画なども添付できます。また、メッセージの投稿予約も可能です。例えば、授業に対する生徒の意見を集めたい場合、事前にその授業の後にメッセージが投稿されるように予約をします。そうすることで、授業後に投稿する時間がとれなくても、漏れなくタイムリーに意見を収集することができます。

 

ワンポイントテクニック:生徒のコメントを管理してみよう!

クラス内での生徒のコメントや投稿の権限を変更することができます。設定方法は簡単。画面右上の歯車マークである「設定」のアイコンをクリックし、「クラスの設定」画面の「全般」に表示される「ストリーム」で権限の変更ができます。

また、「削除された投稿やコメントを表示」をオンにすると、生徒が削除した投稿やコメントを教師だけが閲覧できるようになります

 

 

こんな場面で有効

Classroom を使い始め、児童生徒が自分たちも投稿ができると知ると、どうしても「aaaaa」「rrrrrrrr」など、何の意味もない投稿をして遊んでしまう場面があるかもしれません。そういった初期段階の混乱を収める意味で、コメントや投稿の権限設定は有効です。

また、削除した投稿やコメントは先生が確認できることを伝えることで、「インターネット上の操作は全て足跡が残る」ということを児童生徒が認識し、ITリテラシーを高める教育にもつながります。是非ご活用ください。

 

STEP2 : 保護者を招待してメールを送付してみよう!

次に、保護者とのコミュニケーション方法を解説していきます。

 

①「保護者を招待」の画面を表示する

vol.1の記事を参考に「メンバー」の画面を表示し、生徒名の右側にある「保護者を招待」をクリックします。

 

出典元:できる Google for Education

 

※「保護者を招待」のボタンが表示されない場合は、学校の方針上、先生が個別で保護者の招待や削除を行えないように設定されている可能性があります。一度、学校の管理者にお問い合わせください。

 

②保護者を招待する

「保護者を招待」の画面が表示されたら、保護者のメールアドレスを入力し、右下にある「招待する」をクリックすると、保護者に招待メールが送信されます。

 

出典元:できる Google for Education

 

③保護者にメールを送信する

招待済みの保護者にお知らせや案内などのメールを送信するには、生徒名の右端にある「︙」をクリックし、「保護者にメールを送信」をクリックします。すると、Gmail の画面が表示されるので、件名と本文を入力して送信するだけです。

 

出典元:できる Google for Education

 

また「すべての保護者にメールを送信」では、招待された保護者へ一斉送信ができるため、授業でのお知らせや学年でのお知らせなど一斉に周知させたい内容時に非常に便利です。

 

オンラインコミュニケーションは生徒同士の協働学習を促進させる

Classroom が新しい学びのプラットフォームとしてその価値を最大限発揮するためにも、Classroom の機能を“課題のやりとり”のみに制限せず、先生と生徒、生徒同士の“オンラインコミュニケーションの場”として可能な限り開放してみることがポイントです。

オンラインコミュニケーションのメリットの1つは、場所を選ばないこと。非常時だけでなく、普段から Classroom 上でいつでも質問したり、意見を述べたりすることができます。そうすることで、先生は遠隔でも学習のサポートができるだけでなく、生徒同士でも教えあったりフォローし合うようになるため、「生徒主体の学習環境」となっていきます。

 

 

◆『これで解決!』シリーズ◆

ーGoogle Classroom
具体的な使い方vol.1 (クラス作成〜生徒招待〜課題配信)
具体的な使い方vol.2 (テスト付き課題配信〜採点〜成績管理)
・具体的な使い方vol.3(生徒や保護者とのコミュニケーション)
具体的な使い方vol.4(Google カレンダーや Googleドライブとの連携)

ーGoogle フォーム
具体的な使い方vol.1(アンケート作成送信〜回答確認)
具体的な使い方vol.2(テスト作成〜自動採点〜解答確認)

ーGoogle Jamboard
具体的な使い方vol.1(Jam作成〜画像追加〜手書き〜付せん作成)
具体的な使い方vol.2(授業活用編:小学生理科)

ーGoogle ドキュメント
具体的な使い方(ワークシート作成〜文字スタイル〜表&画像挿入)

ーGoogle スプレッドシート
具体的な使い方(管理表作成〜プルダウン〜条件付き書式〜チェックボックス)

ーGoogle スライド
具体的な使い方(スライド作成〜共有〜コメント〜メンション)

 

◆Google Classroom 関連記事一覧はこちら

 

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G Suite for Education の他のツールや、ここには載せきれなかったTipsなどを知りたい方は先生方のバイブル本として愛読されている「できる Google for Education クラウド学習ツール実践ガイド」をご覧ください。

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