【これで解決!】Google Classroom の具体的な使い方vol.2 (テスト付き課題配信〜採点〜成績管理)

前回の記事では、Google Classroom (以下、Classroom)の「具体的な操作方法」として、クラスの新規作成、生徒の招待、課題の配信方法をお伝えしました。今回はさらに一歩踏み込んで、テスト付き課題の配信方法から課題の採点・返却、成績管理までお伝えしていきます。
Classroom はオンライン授業やICT教育で活用するのに非常に有効なツールであるのはもちろんのこと、それ以外にも、先生方の業務負担の軽減にも繋がるツールです。ぜひご活用いただけたらと思います。

 

【目次】
STEP1 : テスト付き課題を配信してみましょう!
STEP2 : 課題を採点し返却してみましょう!
STEP3 : 成績の一覧表を作成してみましょう!
STEP4 : 成績をまとめてクラスに表示してみましょう!
Classroom でスムーズかつ効果的な生徒とのコミュニケーションを
Google for Education や Chromebook など、ICT教育に関するご相談はストリートスマートへ

 

▼こちらの記事を先に読むと今回の記事がより深く理解できます!
【これで解決!】Google Classroom の具体的な使い方vol.1 (クラス作成〜生徒招待〜課題配信)

▼そもそも Classroom でなにができるのかはこちらをご覧ください
【アプリ解剖】オンライン上にクラスを作成できる「Classroom」ってなにができるの?

 

今回の説明画像に使用する書籍はこちらです。

■書籍情報
〈詳細・ご購入はこちら〉
https://master-education.jp/dekiru_gsuite_for_education/

書名:できる Google for Education クラウド学習ツール実践ガイド
著者:株式会社ストリートスマート&できるシリーズ編集部
定価:本体2,000円+税
電子版価格:2,000円+税※インプレス直販価格
発売日:2019年10月3日(木)
ページ数:176ページ
ISBN:978-4-295-00754-8
書籍情報:https://book.impress.co.jp/books/1119101074

 

STEP1 : テスト付き課題を配信してみましょう!

さっそくテスト付き課題の配信方法を説明していきます。ぜひご一緒に Classroom を操作してみてくださいね。

 

①テスト付き課題を選択し、期日やトピックを決める

前回の記事で説明した課題配信の方法と同様に、クラスの『授業』ページから『+ 作成』をクリックして、今回は『テスト付きの課題』を選択します。

出典元:できる Google for Education

 

次に、『タイトル』『課題の詳細 (省略可) 』を入力し、『期限』と『トピック』を選択しましょう。『期限』は締め切りが近づくと生徒へ課題の提出を促してくれる便利な機能です。また『トピック』を決めると、配信した課題がトピックごとに自動でまとめられて『授業』ページへ表示されます。どちらの設定も任意ですが、便利な機能ですので設定されることをおすすめします。

出典元:できる Google for Education

 

『テスト付きの課題』を選択した場合、自動的に Google フォーム が添付されます。Google フォームとはテストやアンケートを簡単に作成できるツールです。

 

② Google フォームの編集、成績インポートとロックモードを確認して配信完了!

次に、自動添付されている Google フォームをクリックしてフォームを開き、テストを作成します。テストが完成したら、先ほどの画面に戻ります。

出典元:できる Google for Education

 

テスト付き課題を配信する際のポイントは、『成績のインポート』を “オン” にすること。
『成績のインポート』をオンにすると、Google フォームで自動採点された成績が Classroom にインポートされ、その他の課題とあわせて、一覧で成績の管理が可能となるためとても便利です。(Google フォームを成績一覧へ表示する方法は後ほどSTEP4にて説明いたします。)

出典元:できる Google for Education

 

自動添付された Google フォーム横にある『Chromebooks のロックモード*』は、生徒がテストを解いている間、別のアプリを開けないようにするだけでなく、別のタブを開こうとすると、先生に通知がいくようにできる機能です。任意ですので、テストの内容によって選択してください。

テスト作成後、それぞれのモードがオンになっていることを確認したら、『課題を作成』をクリックします。これで生徒へのテスト付き課題の配信が完了です。

* 『Chromebooks のロックモード』は、生徒が使用しているアカウントが Google for Education のアカウントであることと、使用している端末が学校管理対象の Chromebook である必要がありますのでご注意ください

出典元:できる Google for Education

 

STEP2 : 課題を採点し返却してみましょう!

前回の記事では課題の配信方法を説明しましたが、今回は配信した課題を採点して、生徒へ返却してみましょう。

 

①課題の提出状況から提出物を確認する

まずは、クラスの『授業』ページから、該当する課題を見つけます。課題の左下にある『課題を表示』をクリックすると、『生徒の提出物』ページへ移動します。

出典元:できる Google for Education

 

上記の画像右側に表示されている数字は、課題に対する『ステータス』状況を示しています。左の「提出済み」は、課題を提出した生徒の人数で、右の「割り当て済み」は、課題を割り当てられたまま(=未提出)の人数です。『ステータス』には他にも、先生が課題を採点し終えた場合は「採点済み」というステータスが加わります。この『ステータス』をクリックしても『生徒の提出物』ページへ移動できます。

『生徒の提出物』ページへ移動すると、生徒ごとに課題ファイルが表示されているので、採点したいファイルをクリックします。ここで表示されているファイルは、生徒が課題を提出済みでも未提出でもファイルの内容を確認することができます。ですので、例えば未提出の課題を開き、生徒が課題に対してつまづいていないかなどを確認することで、生徒に対してさり気なくフォローをすることも可能です。

出典元:できる Google for Education

 

②提出物を評価する

提出物の評価方法について説明していきます。
採点したいファイルを開くと、右側に『成績』『限定公開コメント』が表示されています。生徒の提出物の内容を確認したら、『成績』で採点評価をしましょう。『限定公開コメント』はその生徒だけ見ることができるため、必要があれば任意でコメントを入力し『投稿』をクリックします。(コメントを入力しない場合は『投稿』のクリックは必要ありません)

出典元:できる Google for Education

 

採点する際の時間短縮方法としておすすめなのが、課題ファイルを開くと画面上に表示される『生徒名のプルダウン』と『‹ ›』マークを活用することです。生徒の課題ファイルを開いて評価し、また『生徒の提出物』ページへ戻って別の生徒のファイルを選択して評価するという手順を繰り返すと、意外にも時間がかかってしまいます。

そこで、『生徒名のプルダウン』を活用して次に評価する生徒を選択すれば、選択した生徒のファイル画面にそのまま切り替わります。その他にも、『‹ ›』をクリックすると順番にファイルが切り替わるため、先生が紙のテストやノートを重ねて順番に採点していくようなことが『‹ ›』を活用することでオンライン上で可能となり、スムーズに採点ができます。

 

③提出物を返却する

最後に、評価を終えた提出物を生徒に返却していきましょう。
評価を完了したら、画面右上にある『返却』の横のプルダウンから『複数の提出物を返却』を選択します。すると、評価を終えた生徒と評価点の一覧がでてきます。

返却する生徒にチェックを入れ、あらためて返却する生徒と評価点に間違いがないか最終確認をしたら、生徒一覧の右下にある『返却』をクリックしましょう。これで返却完了です。

返却が完了すると、先ほどお伝えしたように『生徒の提出物』ページの『ステータス』に、新たに「採点済み」のステータスが加わり、生徒一覧に成績が反映されます

出典元:できる Google for Education

 

STEP3 : 成績の一覧表を作成してみましょう!

次に、生徒の成績一覧表を作成する方法を説明していきます。
Classroom 上で採点した成績は Google スプレッドシート やCSV形式にまとめて書き出せるので、自動で成績がまとめられて便利です。また紙のプリントで採点するのとは違って、成績一覧を作成するためにスプレッドシートなどに点数を手入力する必要がないため業務改善にもつながります。

書き出し方はとても簡単です。『生徒の提出物』ページにて、右上にある歯車マークの『設定』アイコンをクリックし、任意の成績とファイル形式を選択すると選択したファイル形式でダウンロードされます。

出典元:できる Google for Education

 

スプレッドシートを選んだ場合はダウンロードではなく、マイドライブ内の「Classroom」フォルダ内に自動的に保存されます。

出典元:できる Google for Education

 

スプレッドシートは平均点を算出したり、成績をボタン一つでグラフ化してまとめることができます。グラフ化することで、例えばどこの問題につまづいている生徒が多いのかを可視化でき、授業内容の強化ポイントを分析することが可能です。

 

STEP4 : 成績をまとめてクラスに表示してみましょう!

クラス上で配信した課題の成績は、クラスの『採点』ページから一覧で確認することができます。

出典元:できる Google for Education

 

各生徒の課題ごとの成績だけでなく、課題別のクラス平均も『採点』ページで確認することができます。

出典元:できる Google for Education

 

ただし、テスト付き課題のような Google フォームによる課題の場合、生徒が課題を提出してもその段階では『採点』ページの課題成績一覧には表示されません。

まず、大前提として Google フォームの回答は Google フォーム自体に集約されます。

 

(『回答』の横にある数字は集まっている回答数です)

 

そのため、他の課題と違って生徒一人ひとりの課題を開いて確認するのではなく、Google フォームから、提出した生徒の回答を全て確認することができます。回答の表示形式は3種類あります。グラフで回答全体の傾向が表示される『概要』表示、質問ごとに複数人の回答が表示される『質問』表示、生徒の個別回答が表示される『個別』表示の3種類です。
また、Google フォームでは自動採点機能もあるため、事前に設定しておけば、回答後すぐに自動採点してくれます。

(『個別』表示のフォームの採点画面)

 

Google フォームの課題や成績の一覧を『採点』ページで表示するには、
1、STEP1の②で説明したように、テスト付き課題を配信する際に『成績のインポート』を “オン” にします
2、生徒の回答が Google フォームにすべて集まったら、Classroom を開き、該当課題の『生徒の提出物』ページにある『成績をインポート』をクリックすると、画面左に生徒の成績が反映されます
3、反映されたのを確認したら、すべての生徒を選択して『返却』をクリックします
4、生徒へのテスト付き課題の返却と、『採点』ページの成績一覧への反映が完了です

 

(右上の『成績をインポート』をクリックすると左に生徒の成績が反映されます)

 

この手順を行うことで、初めて他の課題と同様に『採点』ページの一覧に表示されますでご注意ください。

 

Classroom でスムーズかつ効果的な生徒とのコミュニケーションを

いかがでしたでしょうか?今回は Classroom の具体的な操作方法として、テスト付き課題の配信から課題の採点・返却、そして成績の管理方法までお伝えしました。
Classroom にはまだまだお伝えしきれていない魅力的な機能が沢山あります。Classroom を活用することで、時間を効果的に使い、情報を整理して、生徒とのスムーズかつ効果的なコミュニケーションを実感していただけたら幸いです。

 

今回の説明画像にも使用した、Classroom などのアプリケーションが利用できる Google for Education 。こちらの実践ガイド「できる Google for Education」書籍内では、Classroom だけでなく、ICT教育に活用できるその他の便利なツールに関しても、初心者の方にもしっかりとご理解していただける内容を載せております。

■書籍情報
〈詳細・ご購入はこちら〉
https://master-education.jp/dekiru_gsuite_for_education/

書名:できる Google for Education クラウド学習ツール実践ガイド
著者:株式会社ストリートスマート&できるシリーズ編集部
定価:本体2,000円+税
電子版価格:2,000円+税※インプレス直販価格
発売日:2019年10月3日(木)
ページ数:176ページ
ISBN:978-4-295-00754-8
書籍情報:https://book.impress.co.jp/books/1119101074

 

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株式会社ストリートスマートは 、Google 認定の Google for Education Professional Development Partner(専門的能力開発パートナー企業:「PDパートナー」)として、教員の皆さまが効率的かつ負担なくGIGAスクール構想やICT教育を推進できるよう、学校常駐型のICT総合支援員各種研修など、ICTの導入から活用推進まで、さまざまなアプローチで教員の皆さまに寄り添った支援を行っております。
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